- 「大学生活って、結局なにすればいいの?」
- 「なんとなく毎日が過ぎてるけど、このままで大丈夫?」
そんなふうに感じているあなたへ。
この記事では、「大学生のうちにやっておきたいこと」を【キャリア・人間関係・自己成長・健康】などのカテゴリ別に、具体的かつ行動しやすい形でご紹介しています。
初めは何をしていいのか分からず、「人見知り&なんとなく過ごしてた」筆者が、ひとつずつチャレンジしてきたからこそ得られたリアルな気づきや経験もたっぷり詰め込みました。
そんな方にこそ、読んでほしい内容です。
あなたの大学生活が、もっと意味のある、かけがえのない時間になりますように。
大学生の「3つの特権」
大学の4年間は、自分の将来をつくるための土台となる、とても貴重な時間です。
そんな大学生活には、他のどの年代にもない“特別な自由”が与えられています。
中でも特に意識しておきたい「3つの特権」をご紹介します。
これらを意識することで、大学生のうちに「やってよかった!」と思える経験を積むことができますよ。
1.学業に思いっきり専念できる
大学生の本業は「学ぶこと」。
実はこれ、社会人になってからではなかなか得ることができない贅沢なんです。
興味のある分野をじっくり探究したり、気になる授業に顔を出したり、好きなだけ本を読み漁ったり、そんな自由があるのは今だけ。
大学には、静かに集中できる図書館、最先端の研究設備、各分野のプロである教授など、学びを深めるための環境が整っています。
将来の選択肢を広げる意味でも、「今しかできない学び」に積極的に取り組んでみましょう!
2.まとまった時間がとれる
春休み・夏休みといった長期休暇があるのは、大学生の特権の一つ。
しかも、数週間〜2か月近くのまとまった時間を自由に使えるのは、社会に出たらほとんどありません。
自分の時間を使って後悔のないように様々なことにチャレンジをしましょう!
3.利害関係なく、幅広い年代の人とネットワークを築ける
大学生活では、普段の授業やサークルだけでなく、ゼミ、留学、インターン、OBOG、学外イベントなどを通じて、幅広い世代・多様なバックグラウンドの人たちと出会う機会が豊富にあります。
そしてなにより嬉しいのは、それらの出会いが「利害関係なし」だということ。
社会人になると、どうしても“仕事”や“お金”の関係が絡んできますが、大学生の間は純粋な興味や共感だけで人とつながれる、貴重な時期です。
気になる人がいたら、勇気を出して話しかけてみましょう。
その一歩が、将来に繋がる人脈のきっかけになるかもしれません。
大学生活ですべきこと【学業編】
大学生活は、自己成長と将来のキャリア形成においてすごく重要な時期です。
学業面で取り組むべきことと、その理由や具体的なメリットを詳しくご紹介します。
他学部の講義を受ける
大学生活では、自分の興味分野をひろげ、たくさんの知識に触れてほしいです。
そうすることで、将来やりたい分野がでてきたときにも必ず役に立ちます。
中でも、時間割を組むときは、他学部でも気になる講義があれば受講してみることをおすすめします。
例えば、経済学部の学生が心理学の講義を受けることで、人間の行動や意思決定の背景をビジネスにおける戦略に応用できたりします。
他学部の学生と話す機会にもなるため、人脈づくりにもおすすめです!
単位互換制度を活用する
私がもっと早く知りたかった、と思うのが単位互換制度。
利用していた友人は、「興味が出た分野のゼミを紹介してもらったり、いろんな学生や教授とのネットワークを築けた」と言っていました!
無料セミナーやYouTubeの講義動画を見る
大学外でも、オンライン上には多くの無料セミナーや講義動画が公開されています。
興味のある分野の最新情報や専門家の知見を手軽に学ぶことができ、自己学習の幅を広げることができます。
YouTubeやSchooなどのプラットフォームでは、多様なテーマの講義が無料で提供されています。
気になったことや興味がある分野を、すぐに調べて学ぶ習慣を身につけておくと、社会人になってからも必ず活きてきます。
▽おすすめのサイト:Schoo
興味分野の本を読む
さまざまな知識に触れると、「これ、もっと知りたい!」と思える分野にもきっと出会えるはず。
そんなときは、ぜひそのテーマを深掘りしてみましょう。
授業で興味を持った内容については自分で関連書籍を読んでみるのもおすすめ。
教科書や講義では触れられないような、最新の研究や具体的な事例に出会えることもあります。
知識の幅と深さが増すことで、自然と専門分野への理解が深まり、就活においてもアピールポイントになります。
教授に質問する
疑問に思ったことは、その道のプロである教授に聞いてみるのが一番です。
授業の後や、オフィスアワー(教授が質問対応してくれる時間)を活用して、気軽に相談してみましょう。
そこからゼミや研究の話、就活や進路の相談にまで広がることもあります。
教授との信頼関係は大学生活において大きな財産になりますよ。
詳しい人や専門家に繋げてもらう
「もっと話を聞いてみたい」と思ったら、教授や先輩にお願いして、その分野に詳しい人を紹介してもらうのも手です。
実際に現場で活躍している社会人や、研究に取り組む大学院生などからリアルな声を聞くことで、持っている知識がぐっと実践的なものになります。
自分一人ではたどり着けない情報や視点にも出会えるので、学びの幅も世界も一気に広がります。
この3ステップを通じて、知識の「インプット」だけでなく、それを活用して人と話したり発信したりする「アウトプット」も意識してみましょう。
そうすることで、学んだことがしっかり自分の武器になっていく実感が持てるはずです!
効果的な勉強法の確立
実は、集中できる場所や方法は人によって違います。
「集中して勉強できない」という方は、ぜひいろんな場所や方法を試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。
① 集中できる場所を探す
図書館、カフェ、自宅の机、ベランダなど、いろんな場所で1日勉強してみて、どのくらい集中できるかを試してみましょう。
ある人にとってはカフェの雑音が心地よかったり、ある人にとっては自宅の静かな環境が集中できたりします。
自分がどこで最も集中できるのか?を真剣に探してみましょう。
② ノート派?動画派?いろんな方法を試そう!
場所だけでなく、集中できる勉強の仕方も人それぞれ。
- ノートにまとめる
- 音読して覚える
- YouTubeで解説動画を見る
- スマホアプリでスキマ時間に勉強
いろんな方法を1か月ずつ試して、「これなら続けられそう!」「記憶に残りやすい!」というやり方を見つけてください。
将来に役立つ資格取得
大学生のうちに、就活や将来に役立つ資格を取っておくと、大きな武器になります。
特に以下の3つは、どんな業界や職種を目指す場合でも活かしやすい、汎用性が高い資格なのでおすすめ。
①簿記3級 ─ お金の流れを理解する「ビジネスの基礎」
簿記は、企業のお金の動きを記録・整理するスキル。
特に経理・財務志望の方はもちろん、営業や企画など他の職種でも、「お金の流れを読む力」を持っていることは大きなアドバンテージになります。
社会に出てから「もっと早く学んでおけばよかった…」と後悔する人も多いので、時間に余裕のある今がチャンスです!
▽おすすめテキスト「スッキリわかる日商簿記3級」
②TOEIC (600点以上目安) ─ 英語力は就活でも武器になる!
TOEICは、英語の「聞く・読む」スキルを測るテスト。
多くの企業がエントリーシートや選考時にスコアをチェックしており、特に600点以上を目安にしている企業が多数あります。
英語が得意じゃなくても大丈夫。コツコツ勉強すれば、半年〜1年でスコアアップは十分可能です。
将来、外資系やグローバル企業を目指す人はもちろん、どの業界でも英語ができると選択肢が広がります。
英語の4技能を効率的に学習する方法については、この記事で詳しく解説しています。

③ファイナンシャル・プランナー(FP)─ お金の教養を身につけよう
FPは、保険・年金・税金・投資など、お金に関する幅広い知識を体系的に学べる資格です。
金融業界を目指す方にはもちろん、自分自身のライフプランや資産管理にも役立つ“人生に効く”知識が身につきます。
生活に密着した内容が多く、知らないというだけで損をしてしまうことも。身に着けておくと必ず役に立つ場面があります。
▽おすすめテキスト「みんなが欲しかった!FPの教科書」
PC周りのスキル習得
大学生のうちにパソコンの基本スキルを身につけておくと、普段の授業から就職活動、社会に出てからも本当に役立ちます。
「パソコン苦手かも…」という人でも、コツコツやれば確実に力がついていきます。まずは以下3つのことから始めてみましょう!
①タイピングスキルの向上
タイピングが速くなると、レポート作成やメール返信がサクサク進みます。おすすめは「寿司打」や「e-typing」などの無料ソフト。
こんな感じで、平均キータイプ数やミスタイプ数なども出してくれます。
ゲームとしても楽しいので、一日5分からでも初めてみることをおすすめします!

私は入学当初、キーボードを一つの指で押していたほどタイピングが苦手でした。今では、寿司打で10,000円のコースでお釣りがくるくらいには成長しました(笑)
②ショートカットキーの活用
「コピー&ペースト」や「保存」など、マウスを使わずにキーボードだけで操作できるのがショートカットキーの魅力。
作業時間が短縮されて、その分の時間を有効に使えます。
社会人になってからシゴデキの先輩に聞いて始めたのですが、「大学生のときからショートカットキーを習っておけばよかった…」とすごく感じました。
覚えるなら早いうちの方が絶対に得です。
今のうちに少しずつ覚えておくと、就活や将来の仕事でもきっと役に立ちますよ!
▽おすすめテキスト「ショートカットキーで時短が学べる教科書」
▽おすすめテキスト「EXCEL最強の教科書」
大学生活ですべきこと【投資・お金編】
家計簿アプリで支出を見える化
「何にいくら使ったか」すぐに答えられますか?
家計簿アプリを使えば、自分の無駄な出費に気づけて、「自分にとって最適なお金の使い道」を考えるきっかけになります。
おすすめアプリ:Zaim、マネーフォワードME、Moneytree など
投資の基礎知識を学ぶ
投資と聞くと「お金持ちがやること」と思いがちですが、実は『時間』が一番の武器なんです。
早く始めれば始めるほど、「複利の力」で資産が増えていくためです。
とはいえ、いきなりお金を動かす必要はありません。まずは
- NISAやiDeCoの仕組みを学ぶ
- 株価の動きを観察してみる
- 投資の基礎を紹介するYouTubeや本を見る
などの小さなことからスタートしてみるのがおすすめです。
大学生活ですべきこと【キャリア編】
さまざまなアルバイトをやってみる
バイトってただのおこづかい稼ぎじゃないんです。
「どんな仕事がたのしいか?」「どんな働き方がイヤなのか?」といった自分の価値観を知るチャンスにもなります。
たとえば、「人と話すのがたのしい!」とか「静かな環境の方が落ち着くなあ」とか、バイトを通して気づけることがたくさん。
こういった気づきは、将来の就職先選びに役立ちます。
長期インターンにチャレンジしてみる
「社会人としてのスキルを身に付けたい」「就活に有利になる経験を積みたい」と思ったら、長期インターンに参加してみるのも一つの手段。
職場で実際に働いてみることで、ビジネスマナーやコミュニケーションのしかたも自然と身につきます。
やってみて「この業界おもしろい!」と感じるか、「ちょっと違うかも…」と気づけるのも大きな収穫。
参加することで、将来の選択肢がぐんと広がります。
自己分析&キャリアのイメージを持つ
「自分ってどんな人?」「なにを大切にしたい?」
そんなふうに、自分自身をゆっくり見つめる時間も大切です。
自己分析をしておくと、「今なにをやるべきか」がはっきりして、大学生活にメリハリが出てきます。
就活のときにも役立つので、早めに取り組んでおくと安心です◎
就活ですべきことについてより詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

大学生活ですべきこと【人間関係・自己成長編】
サークルや部活に積極的に参加する
「友だちができるかな…」って最初は不安になりますよね。
大学生活で色んなコミュニティがある中で、特にサークルや部活は、同じ趣味を持つ人と出会えるチャンス!
新歓イベントや見学などにどんどん参加してみて、自分に合うコミュニティをゆっくり見つけていきましょう。
「ここ居心地いいかも」と思える場所が、きっと見つかります。
留学生との交流
大学には、さまざまな国から来た留学生がたくさんいます。
留学生との交流や海外ボランティアプログラムに参加することで、視野を広げることができます。
大学によっては、留学生のチューターとしてサポートする学生を募集していることもあります。
異文化に触れることで、新たな価値観や考え方を学び、将来の選択肢も広がります。
留学に行く
留学は、大学生活の中でも特に“価値ある経験”のひとつです。
語学力の向上はもちろん、文化の違いを肌で感じながら暮らすことで、視野がぐんと広がります。
特に、
✔ 英語を本気で話せるようになりたい人
✔ 異文化の中で生活してみたい人
✔ 将来グローバルに活躍したいと考えている人
にはぴったりの選択肢。
もちろん、「費用が高い」「期間が長くて不安」という人もいると思います。
でも、最近では短期の語学留学や大学の交換留学制度、奨学金のサポート制度なども充実してきています。
まずは大学の国際交流センターに足を運んで、情報を集めてみるところから始めてみましょう。
「いつか…」と思っているうちに大学生活はあっという間に過ぎてしまいます。
そして、もし少しでも「行ってみたい」という気持ちがあるなら、
迷っている今が、“行動するタイミング”かもしれません。
留学は、語学以上に「自分を深く知る旅」。
現地で感じた戸惑いや驚き、感動のひとつひとつが、かけがえのない成長につながっていきます。
海外旅行・バックパックに行く
長期で海外に滞在できる留学は素晴らしい経験。
でも、費用やスケジュールなどの問題で実際に行ける人は限られているのが現実です。
でも、そこであきらめるのはもったいない!
短期の海外旅行やバックパック旅でも、得られる学びや経験は本当にたくさんあります。
自分たちの“当たり前”が、世界では“当たり前じゃない”と実感することで、今の生活への感謝や社会への興味も深まります。
「若いうちに海外に行っておいて、本当によかった」と心から思えるはずです。
お金や言語の不安がある人も、最初は東南アジアや韓国・台湾など、アクセスしやすくて旅しやすい国から始めてみるのがおすすめです!
思いきって一歩踏み出してみると、世界がぐんと広がります✈

私も大学時代に9か国のバックパックに行っていました。
安く済ませるコツや詳細については、こちらの記事をご覧ください。
イベントやセミナーで人とのつながりを作る
「将来の夢につながる出会いが欲しい」そんな人には、ネットワーキングイベントがおすすめです。
学内だけじゃなく、外部の団体や企業が開催しているイベントもたくさんあります。
ちょっと勇気がいるけれど、興味のあるテーマを見つけて参加してみると、新しい世界がひらけるかも。
人とのつながりが、思わぬ形で将来のキャリアにつながることもあります。
大学生活ですべきこと【健康・生活編】
規則正しい生活リズムを少しずつ整えてみる
大学生活って、つい夜ふかししがちですよね。
飲み会やバイト、課題…いろんな予定があると、生活リズムが乱れてしまう。
でも、毎日だいたい同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように意識するだけで、体の調子がぐんとよくなります。
朝スッキリ起きられると、授業やバイトにも前向きに取り組めるようになりますよ。
いきなり完璧を目指さなくてOK。
「今日はちょっと早く寝てみようかな」くらいの気持ちで、できるところから始めてみましょう!
YouTubeでおうち筋トレ
「最近、運動してないなあ…」と感じている人も多いのでは?
大学生になると、意識しないと本当に体を動かす機会が減ってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、YouTubeの筋トレ&ストレッチ動画!
無料なのに内容がとっても充実していて、初心者向けのやさしい動画もたくさんあります。
まずは寝る前の5分ストレッチから始めて、慣れてきたら少しずつレベルアップしていきましょう。
私も毎日ちょこちょこやっています。一緒にコツコツがんばりましょう♪
まとめ
大学生活は、自分の選び方ひとつで、ほんとうにいろんな可能性が広がっていきます。
私自身、もともとは人見知りで、人と話すのもすこし苦手でした。だけど、少しずつ勇気を出して新しいことに挑戦してみたら、想像していたよりもずっとたのしくて、大切な友だちや思い出もできて…気づけば、自分自身の心も大きく成長できていました。
はじめの一歩を踏み出すのはちょっぴり不安かもしれません。けれど、その一歩が、きっとこれからのあなたを変える“きっかけ”になります。
どうかあなたの大学生活が、たのしくて、あたたかくて、自分らしく過ごせる時間になりますように。
心から、応援しています🌸
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