海外旅行を考えている方の中には、こういった思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
- 「せっかく海外に行くなら、一生忘れられない絶景を見たい!」
- 「現地の人と交流して、ただの観光じゃなく“特別な体験”をしたい!」
- 「そこでしか食べられない絶品グルメを堪能したい!」
そんなあなたに向けて、今回は楽しい旅には欠かせない
- 「一生忘れられない絶景」
- 「現地の人の親しみやすさ」
- 「もう一度食べたい現地グルメ」
の観点から、本当に行ってよかった海外旅行先をご紹介します。
この記事を読むと…
✔ 旅行先選びに迷わなくなる!
✔ 実際に行って「最高だった!」と思えた国を厳選しているので、外れなし!
✔ ただの観光ではなく、現地の人と交流しながら“特別な旅”ができる国が分かる!
「次の旅行先、どこにしよう」と迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
ランキングの評価基準
今回のランキングでは、「絶景」「現地の人との交流」「感動したグルメ」の3つを評価の軸としています。それぞれ名評価基準を簡単にご説明します。
〖絶景〗一生忘れられない絶景があるか
息をのむような大自然、歴史ある街並み、感動のサンセットなど、「ここに来れてよかった」と心から思える景色がある国を厳選しました。
〖人〗現地の人と交流しやすい風土か
観光客にフレンドリーで、親しみやすい国民性の国を選びました。ちょっとした会話やおもてなしに心温まる想い出ができるかも!
〖グルメ〗もう一度食べたい感動グルメがあるか
その国ならではの絶品料理に出会えるかどうかは旅行では大切なポイントですよね。また食べたい!」と思う料理がある国は、旅行の満足度もグッと上がります。
この三拍子が揃った国はどんな国があるのでしょうか。
それではさっそくランキングを見ていきましょう!
本当に行ってよかった海外旅行先①【トルコ】
日本から飛行機で約12時間、西洋と東洋の文化が交差するトルコ。
スタンブールやイズミル、アンカラ、カッパドキアなどをはじめとした魅力的なスポットがたくさんあります。
〖絶景〗西洋と東洋が溶け合う街・イスタンブール

フェリーの上から見たイスタンブールの街並み
ヨーロッパとアジアが交わる特別な場所、イスタンブール。
荘厳なモスクのミナレットが空にそびえ立ち、アザーン(礼拝の呼びかけ)が響く街並みは、異国情緒たっぷり。それでいて、人々の暮らしは驚くほど穏やかで、どこか懐かしさを感じるほど。
歴史と文化が交差するこの街は、観光や移動に使えるフェリーを使うとより楽しむことができます。

ドルマバフチェ宮殿
オスマン帝国時代のスルタン(イスラム教国の君主)が住んでいたドルマバフチェ宮殿も見どころです。
〖絶景〗エーゲ海の絶景に心奪われる・イズミル

アサンソルの上から見たイズミルの景色。
トルコ第3の都市・イズミルは、エーゲ海の風が心地よい港町。
高台にある「アサンソル」(エレベーター)から見下ろす街並みは、オレンジの屋根が広がるヨーロッパのような景色と、真っ青なエーゲ海のコントラストが美しい。
観光地の喧騒とは無縁で、のんびりとした時間が流れ、まさに“トルコのリゾート”と呼ぶにふさわしい開放感があります。
そして、イズミルに来たなら 「エフェソス遺跡」も見逃せません!

エフェソス遺跡内のセルシウス図書館
イズミル中心部からバスでアクセスできるエフェソス遺跡は、 古代ローマ時代の栄華を今に伝える壮大な遺跡群。世界遺産にも登録されており、かつての大都市の面影を残すセルシウス図書館や大劇場など、歴史好きにはたまらないスポットです。
エーゲ海の美しさと、悠久の歴史が共存するイズミル。自然と文化を同時に味わえる街をぜひ訪れてみてください!
〖人〗押し付けない優しさが心地よい
トルコの人たちは、東南アジアのように積極的に話しかけてくるわけではありませんが、程よい距離感を保ちながら、困った時にさりげなく手を差し伸べてくれる優しさがあります。
例えば、電車の乗り換え方法が分からず「そろそろ誰かに聞かなきゃ」と思ったとき。通りすがりの人がスッと寄ってきて「どこに行きたいの?」と聞いて30分くらいかけて案内してくれました。
旅の途中、何度もトルコの人たちの温かさに触れました。他の国と比べても、特に「困っている人を見過ごさない」という助け合いの精神が強いと感じます。いつかトルコの人たちに受けた親切を、別の誰かに恩返ししたい。そう思わせてくれる、心温まる出会いばかりでした。
〖グルメ〗絶品ストリートフード・ケバブロール
本当に行ってよかった海外旅行先②【モロッコ】
ヨーロッパのすぐ南、大西洋と地中海に面したアフリカの国で、日本からは飛行機で約17時間。
広大なサハラ砂漠や、まるでおとぎ話のような青い街シャフシャウエンが待っています。異国情緒あふれるスーク(市場)を歩けば、カラフルな雑貨やスパイスの香りに包まれます。
〖絶景〗果てしなくつづく赤い大地・サハラ砂漠

ラクダに乗りながらサハラ砂漠を探索。
足を踏み入れた瞬間、目の前に広がるどこまでも続く赤みがかった砂丘の大海原。
ラクダに揺られながら進むと、風に流れて形を変える砂の波が幻想的で、ただそこにいるだけで、心の奥から「生きている」という実感がこみ上げてくる、そんな場所です。
そして、サハラ砂漠のもう一つの魅力が夜空。街の灯りが一切届かない静けさの中、見えるのは星の輝きだけ。360度どこを見ても満天の星が広がり、それがまるで手を伸ばせば届きそうなくらい近く感じられます。こんなにも壮大で、美しい星空を見たのは生まれて初めてでした。
〖絶景〗青に染まる幻想的な街・シャフシャウエン
「青の街」として知られるシャフシャウエンは、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのよう。
青く塗られた建物が迷路のように続き、路地のあちこちには気ままに歩く猫たち。そのコントラストがまた美しい…!

シャフシャウエンの夕焼け。
夕暮れ時、高台から見下ろす町並みは、オレンジ色に染まる空との調和が絶妙で、まさに息をのむ絶景。歩いているだけで心が洗われます。
〖人〗日本人のツボを押さえたフレンドリーさ
お土産屋さんや飲食店、ツアーガイドさんなどは日本のことをよく知っている人が多く、お笑い芸人のマネをして笑わせてくれたり、「こんにちは!」と元気よく話しかけてくれます。
配車タクシーが来なくて途方に暮れていた深夜の空港で、タクシーを捕まえてくれた上に「危ないから」とホテルまで一緒に歩いてきてくれたご夫婦など、困っていると迷わず手を貸してくれる親切な人が多いと感じました。

お土産屋さんの店主は、日本人だと分かると小島よしおさんや志村けんさんなどのモノマネを披露して笑わせてくれました。
〖グルメ〗肉がほろほろとほどける・タジン鍋
モロッコ料理といえばタジン鍋!とんがり帽子のような独特の形をした鍋で作る伝統料理で、見た目もインパクト抜群。
水を加えず、食材自体の水分だけでじっくり煮込まれているので、チキンやラム肉はホロホロ、野菜は甘みが増してとろとろに。
スパイスの香りがふわっと広がり、一口食べると、 素材の旨味が口いっぱいに広がります。モロッコを訪れたら、ぜひ本場のタジンを味わってみてほしいです!
本当に行ってよかった海外旅行先③【スペイン】
ヨーロッパ南西部に位置し、日本から飛行機で約14時間のスペイン。
ガウディ建築が彩るバルセロナ、美しいビーチリゾートが広がるタラゴナなど、街ごとに異なる魅力が詰まっています。パエリアやタパスを堪能しながら、情熱的なフラメンコのリズムに浸るのもおすすめ。
〖絶景〗港町と芸術の融合・バルセロナ

建設中のサグラダファミリア
バルセロナは、美しい地中海を望む港町の魅力と、世界的に有名なガウディ建築が織りなす芸術性が共存する街です。
サグラダ・ファミリアの壮大さ、カサ・バトリョの幻想的なデザイン、グエル公園の遊び心あふれる造形、どれをとっても人間と自然の美しさを極限まで追求したアントニ・ガウディの世界観に圧倒されます!
ぶらぶら散歩をするだけでも楽しくて、街全体がアートのように感じられる特別な場所です。
〖絶景〗美しい夕日を眺めるビーチ・タラゴナ(サロウ)
スペイン東部にあるタラゴナの海沿いの街、サロウ。ここで見た夕日は、今まで訪れたどのビーチよりも美しく、強く印象に残っています。
沈みゆく太陽が空と海をオレンジ色に染め、波打ち際に映る光がキラキラと輝く。静かに打ち寄せる波の音を聞きながら、この絶景を眺めていると、時間が止まったかのような感覚になります。
心に深く刻まれる夕日を見たいなら、間違いなく訪れるべき場所です。
〖人〗陽気でおおらかな人が多い
スペインの人たちは、時間に追われるよりも「今、この瞬間を楽しむ」ことを大切にする国民性があると感じます。
例えば、バスの運転手さんは私達の行き先を気にかけ、間違えて降りそうになった時にわざわざバスを止めて「ここじゃないよ!次で降りるんだよ!」と教えてくれるほど、親切で温かく感じました。
〖グルメ〗何度でも食べたくなる・本場のシーフードパエリア
大きな鉄鍋にたっぷりの魚介が豪快にのせられ、エビやムール貝の旨味がぎゅっと染み込んだシーフードパエリアは、一口食べるたびに海の香りが広がります。スパイスや魚介のダシが絶妙に絡み合った奥深い味わいがたまらなく美味しいのです…!
見た目以上にボリュームがあり、たっぷり食べられるので、お腹いっぱいになること間違いなし。
バルセロナの太陽の下、テラス席でシーフードパエリアを味わう贅沢なひとときを、ぜひ体験してみてください!
本当に行ってよかった海外旅行先④【エジプト】
中東とアフリカの境目に位置し、日本から飛行機で約15時間のエジプト。
ピラミッドやスフィンクスといった古代文明の遺産が点在し、歴史ロマンを感じられる国です。ナイル川沿いを散策したり、エジプトのソウルフード「コシャリ」に挑戦するのも旅の楽しみのひとつです。
〖絶景〗圧巻の世界遺産・ギザのピラミッドとスフィンクス
エジプトといえば、やはりピラミッド。写真や映像で何度も見たことがある人も多いはず。でも、実物を目の前にすると、そのスケールの大きさに圧倒されます。
高さ約140mにもおよぶクフ王のピラミッドをはじめ、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドが並ぶ光景は、まさに異世界に迷い込んだかのよう。
そして、ピラミッドのそばに鎮座するのがスフィンクス。人の顔とライオンの体を持つこの巨大な像は、まるで数千年もの間、ピラミッドを守り続けているかのような荘厳で神秘的な雰囲気を醸し出しています。
「こんな壮大な建造物を、どうやって古代エジプト人は作り上げたのか」、その知恵と技術と行動力に感銘を受けずにはいられません。
砂漠の風に吹かれながら、悠久の時を感じる。きっと、ここでしか味わえない感動が待っています。
〖人〗とにかく話しかけてくる(笑)圧倒的なコミュ力
エジプトの人は陽気で口がうまいです。
「世界三大うざい国」と言われるほど、客引きはしつこいですが、ジョークを交えて笑わせたり、陽気に話しかけてくるのが特徴。
ただ一方で、悪質な客引きも多いです。特にピラミッドなど観光地周辺。興味のない場合はとにかく「無視」してください。一度でも興味を持つそぶりを見せると、ずっと追いかけられたり少し面倒なことになります(実体験あり)。
〖グルメ〗エジプトの国民食・コシャリ
日本でいうラーメンや牛丼のようなソウルフード、コシャリ。
お米・ショートマカロニ・スパゲッティ・バーミセリ(細麺)・レンズ豆・ひよこ豆 をベースに、スパイスの効いた濃厚なトマトソースをたっぷりかけて味わう、ボリューム満点の一皿です。
食べ方のポイントは自分好みの味に仕上げること。酸味のある ダッア(ガーリックビネガーソース)や、ピリ辛の シャッタ(チリソース) をかけて混ぜれば、味の変化も楽しめます。
コスパが良く、お腹いっぱいになれるのにヘルシー!ぜひ一度食べてみてください。
番外編:一度は行くべき「ピラミッド前のピザハット」
ピラミッド東側ゲートの反対側には、1階にケンタッキー、2階にピザハットが入った建物があります。
実はこの2階の窓からはスフィンクスとピラミッドがちょうど綺麗に見えるんです!
最初は「ケンタッキーで買って、景色のいい2階で食べよう」と思ったのですが…
「ここはピザハット専用です」とあえなく断られてしまいました😅(2025年時点の情報です)
なので、スフィンクスとピラミッドを眺めながら食事をしたいなら、ピザハットで注文しましょう!しかも、生地も選べてピザ自体がめちゃくちゃ美味しいので、一石二鳥です!
エジプトらしい食事もいいですが、観光の合間にちょっと休憩がてら立ち寄ってみるのもおすすめです。
本当に行ってよかった海外旅行先⑤【ポルトガル】
ポルトガルはヨーロッパの最西端に位置日本する国で、日本からは飛行機で約17時間。
リスボンの丘から見下ろすオレンジ屋根の街並みや、ポルトのドウロ川沿いの景色はまるで絵画のような美しさです。
〖絶景〗まるで魔女の宅急便の世界・ポルト

朝焼けとドン・ルイスⅠ世橋。
ポルト歴史地区の象徴ともいえる「ドン・ルイスⅠ世橋」。この2階建ての橋から眺めるポルトの街並みは、まるで『魔女の宅急便』の世界に迷い込んだような幻想的な光景です。

ドン・ルイスⅠ世橋から見たポルトの街。
オレンジ色の屋根が並ぶ街と、ゆったりと流れるドウロ川の景色が織りなすコントラストが美しく、時間を忘れて見惚れてしまうほど。
特に夕暮れ時には、川面に映る夕陽が街を黄金色に染め、さらに幻想的な雰囲気に。
ただし、上層はメトロが通るため、写真撮影に夢中になりすぎず、安全には注意をしてくださいね!
橋を渡った先にある「セラ・ド・ピラール修道院」も、ポルトの街を一望できる隠れた絶景スポットなので、ぜひ訪れてみてほしいです。

セラ・ド・ピラール修道院から見た景色。
〖絶景〗歩くたびに新しい発見と出会える街・リスボン

リスボンの街中を走るトラム。
リスボンの魅力は、歴史を感じる美しい街並みと、そこから広がる壮大な景色。その中でも「サンタ・ルジア展望台」は、ポルトガルらしい絶景を堪能できるスポットのひとつ。

サンタ・ルジア展望台から見たリスボンの街並み。
目の前に広がるのは、オレンジ色の屋根が並ぶ街並み。その背景には、青く輝く空とテージョ川が広がり、息をのむほど美しいコントラストを生み出しています。
- 「この坂の先にはどんな景色が広がっているんだろう」
- 「あの丘の上からの景色は一体どんなだろう」
坂道と階段が多い街だからこそ、一歩一歩登るごとに見えてくる景色が変わり、宝探しのような新しい発見があるのも魅力のひとつ。
歩き疲れたら、鮮やかでかわいいフォルムが特徴のトラムに乗ってみるのもおすすめ。ぜひあなただけのお気に入りの絶景スポットを見つけてみてください。
〖人〗穏やかで落ち着いた優しさ
現地の人が積極的に話しかけてくることは少ないですが、こちらから質問したり助けを求めると驚くほど丁寧に対応してくれます。
例えば、道を尋ねるとわざわざ地図を描いて説明してくれた方もいました。
この街の情景のように、穏やかで落ち着いた、ホワッと温かみのある優しさを持つ人が多いと感じました。
〖グルメ〗ポルトガル名物のエッグタルト(パステル・デ・ナタ)
パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)は、日本でいう「エッグタルト」。
外側のパイ生地は驚くほどサクサク&パリパリ。一口かじると、香ばしい層がほろほろと崩れ、中から濃厚でとろっとしたカスタードクリームがあふれ出します。この絶妙な食感と甘さが、何個でも食べたくなる理由!
本場ポルトガルでは、エスプレッソ(ビカ)と一緒に頂くのが定番。さらに、お店によっては シナモンや粉砂糖をかけて食べるスタイルも人気です。
特に有名なのが、リスボンにある老舗店 「パスティス・デ・ベレン(Pastéis de Belém)」。1837年創業のこのお店では、秘伝のレシピで作られたパステル・デ・ナタを味わえます。(テイクアウトもできます!)
ポルトガル旅行の際は、ぜひ本場のパステル・デ・ナタを堪能してみてください。
まとめ
旅先の選び方ひとつで、あなたの思い出は大きく変わります。今回紹介した国々は、絶景・現地の人の温かさ・感動グルメの三拍子が揃った、とっておきの場所ばかり。
気になる国があれば、ぜひもっと調べてみてください。きっと忘れられない体験が待っています!
あなたの「行ってよかった!」が増えますように ✈✨
コメント